ロースハムとピーマンの春巻き

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ロースハムとピーマンの春巻き

ロースハム(燻製した豚ロース)で作る春巻きシリーズです。
自分で作ったロースハムはスーパーなどによく売られている物とは格段に味が違います。愛着があるからかもしれませんが、やっぱり美味しいです!
そのロースハムを使って春巻きを作ります。今回はピーマンを入れてみました。

材料

●豚ロースハム・・・2㎝
●ピーマン…4個
●椎茸・・・2個
●春巻きの皮・・・4枚
●調味液
 ・酒・・・小さじ2杯
・醤油・・・小さじ2杯
・砂糖・・・小さじ1杯
・オイスターソース・・・小さじ1杯
・昆布茶・・・小さじ1杯
・片栗粉・・・小さじ1杯
・水・・・大さじ2杯
●サラダ油・・・適量
●水で溶いた小麦粉・・・適量

作り方

1.ピーマンと椎茸を細切りに、燻製豚肩ロースも大きさを合わせて切る。
2.調味液の材料を混ぜ合わせる。
3.フライパンにサラダ油を熱し1.でカットしたピーマン、椎茸、燻製豚肩ロースを炒める。
4.火が通ったら、混ぜ合わせた調味液を入れる。
5.粗熱が取れたら春巻きの皮で包む。巻き終わりの2辺に水で溶いた小麦粉を塗り、しっかりと閉じる。
6.180℃に熱したサラダ油で皮がきつね色になるまで揚げる。

☆具に燻製の香りと味がしっかりついているので、酢醤油等なくても充分美味しくいただけます。

ロースハム(燻製豚ロースハム)の作り方!

ロースハムの作り方をお伝えします。

燻製早見表

塩漬けの期間・・・ 3日~5日

塩抜きの時間・・・5時間~8時間

冷乾の時間・・・冷蔵庫で10時間

熱乾の時間・・・80度前後で1時間~2時間

燻製の時間・・・70度~100度で2時間~3時間

使用する器具

熱源・・・ガスコンロや電気コンロ(クッキングヒーター)

燻製器(スモーカー)

使用する燻製材

ブレンドチップ(今回はさくら、ヒッコリー、ナラをブレンドしました)

ロースハム(燻製豚ロースハム)の作り方!第2段

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まずは食材の準備からです。

燻製を作る時の肉ってブロックの物が良いのですか、スーパーではなかなかブロック肉は陳列してないですよね。バックヤードの人にお願いすれば準備してくれるかもしれませんが・・・

という事で今回は地元のJAがやっている道の駅のような産直のお店に買い物に出かけ、豚のロース肉800g(2,300円くらい)のブロックを買ってきました。こういうお店は注文を聞いてカットしてくれたりしますのですごく有難いですね。

それでは仕込みにかかりますが、肉の前にソミュール液作りから始めます。

ソミュール液の作り方

今回はいつもの塩漬けではなく、より深い味わいにするために色々混ぜて作ります。

材料

水・・・1000cc

塩・・・100g(10%)

三温糖・・・50g(5%)

料理酒・・・大さじ3杯

玉ねぎ・・・1個

にんにく・・・1かけ

黒胡椒・・・少々

だしの素・・・少々

ローリエ・・・4枚

作り方

1.玉ねぎとニンニクをスライスします。

2.水に火にかけ沸騰させたら、まず料理酒を入れます。(アルコールを飛ばすためです)

3.次にだしの素、三温糖、塩玉ねぎ、ニンニクをいれ、黒胡椒をミルで挽きながら鍋に入れます。この状態で一煮立ちさせたら完成です。そのまま冷えるまで放置します。

次に肉の下ごしらえを行います。

塩漬け

1.豚ロースを塩漬けにする前に一手間掛けます。それは肉にフォークで穴を開けていきます。
これほ、肉全体に味が染み込みやすくするためと、肉が固くなるのを防ぐためです。
2.次に、豚ロースをジップロックなどのファスナー付きの保存袋に入れます。肉がギリギ入る大きさではなく、余裕のある大きさを使用してください。(私は今回800gの豚ロースのブロック肉でLサイズを使用しました)
そこへ冷ましたソミュール液を肉が完全に浸かるまで注ぎ込み、ローリエを両目に2枚ずつ入れジップロックのチャックの端の部分を2センチ程残して止めます。

3.大きめの寸胴鍋などに水を溜め2のジップロックの底の部分から沈めながら袋の中の空気を抜いていき、完全に空気が抜けたらジップロックのチャックを完全に止めます。

4.これをバットなどに置いてそのまま冷蔵庫で3日~4日塩漬けにします。

塩抜き

次に塩抜きです。

塩抜きは燻製の工程で味を決めるポイントになります。塩抜きが足りないと塩気が強すぎて食べれないという事にもなりますので丁寧に行ってください。

1.塩漬けが完了したらジップロックから取り出し、豚ロース肉に付着してるローリエや玉ねぎ、ニンニクなどを洗い流します。

2.次に寸胴などの大きめの鍋に入れ水を溜め、流水で5時間~8時間(塩の染み込み具合によって異なります)ほど塩抜きをします。

途中、料理ばさみなどで肉の端を少しカットしてそれをレンジで加熱して味見をしましょう。この時、かなり塩気が残っていたら燻製すると益々塩気が強くなります。あまり塩気を感じないくらいまで抜けていたら塩抜きは完了です。

冷乾

塩抜きが完了したら豚ロース肉を取り出し、キッチンペーパーなどで水気を丁寧に拭き取ります。燻製は水気を嫌いますので、この作業も丁寧に行ってください。その後バットにキッチンペーパーを敷いて豚ロース肉を乗せ冷蔵庫で1晩乾燥させます。

熱乾

1.翌朝、冷蔵庫から取り出したら形を整えながらタコ糸で縛ります。最後にフックを掛けられるようにしておくと燻製の際に便利です。
2.燻製器(スモーカー)に豚ロース肉を入れ、加熱します。温度は80度前後で2時間くらいです。

燻製

熱乾が終わればいよいよ燻製です。

今回の燻製材は、さくら、ヒッコリー、ナラのチップをブレンドしました。さくらとヒッコリーは香り付けに、ナラは色を付けるためにブレンドしました。

金属製の皿にこのチップを入れて燻製器(スモーカー)に入れます。

煙が出始めるまでは電気コンロを中火くらいで設定します。しばらくすると激しく煙が出始めますのでその後弱火~中火くらいで燻します。

この時の温度管理は70度~100度ほどです。

仕上げの作業

燻製が完了したら仕上げの工程に入ります。

燻製した豚ロース肉の入る鍋に40度のぬるま湯を準備します。
そして燻製豚ロース肉を入れて加熱します。70度まで加熱したら保温~弱火で70度前後の湯温を保ちながら1時間半程ボイルします。

ボイルが終わる頃、大きめのボウルなどに氷水を作っておきます。

ボイルが終わったら燻製豚ロース肉を取り出して氷水に漬け込み1時間ほど冷やします。

1時間経ったら引き上げて自然乾燥させます。

程よく乾燥したら、冷蔵庫に入れて1晩くらい馴染ませます。

馴染ませる事で燻製のイガイガ感みたいなのが取れてまろやかな豚ロースハムが完成します。

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この記事を書いた人

日々の暮らしを楽しくするために、好きなことをトコトン追求し続ける『燻製&石窯職人のAKIRA』です。
このブログでは、燻製をおいしく作る簡単レシピや石窯を使ったピザやパン焼きなど日常生活を楽しく過ごすための情報、そして観光スポットやパワースポットの紹介など、楽しい情報もお伝えしていきます。

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