こんにちは『燻製&石窯職人のAKIRA』です!
スモークサーモンを作っていて温度管理を失敗しました・・・
塩漬け2日、塩抜き3時間、冷蔵庫での乾燥など下ごしらえをしっかりやって、いざ燻製へと工程は進みます。
そして燻すこと2時間、途中鮭の実の隙間から白い泡というか煮汁というかそういう感じのものが出てきていたのは気付いていましたが…
今回スモークサーモンにチャレンジしたのは初めてでしたが、温度を上げすぎるとスモーク焼鮭になってしまうというのは自覚していました。
しかし、燻製終了後のサーモンを切ってみると・・・
なんと、完全に焼鮭状態になっているではありませんか(T.T)
仕方ないので別の用途を色々考え、春巻きに入れるのも良いなと思いましたが、今回は燻製煮卵もありましたので、ブロッコリーと一緒にサラダにしました。
結果、めちゃくちゃ旨い!
スモークサーモンは次回またチャレンジしますが、今回は失敗が功を奏してとっても美味しいサラダができました!
スモークサーモンと燻製煮卵サラダを作る
材料
●燻製鮭・・・1/2柵
●燻製煮卵・・・2個
●ブロッコリー・・・1/3株
●マヨネーズ・・・大さじ3杯
●粒マスタード・・・大さじ1杯
●薄口醤油・・・少々
●黒胡椒・・・適宜
作り方
1.ブロッコリーを小房に切りわけて、500wのレンジで1分半加熱します。
2.燻製煮卵を縦に4等分に切りわけ、燻製鮭は食べやすい大きさにほぐします。
3.マヨネーズと粒マスタード、薄口醤油を混ぜ合わせます。
4.1~3を混ぜ合わせて黒胡椒を振りかけて完成です。
スモークサーモン(燻製サーモン)の簡単な作り方
スモークサーモン(サーモンの燻製)は難易度が高く、家庭で作るのはかなり難しいと言われています。
それはスモークサーモンは長い日数をかけて冷燻で作るのが一般的だからです。
しかし、冷燻は温度を30度以下で管理し、1日2時間くらいの燻煙を数日行わなければならず、細心の注意と手間と時間が必要になります。
でも、そこまで時間や手間をかけれる人は少ないと思いますので、今回は時短スモークサーモン(サーモンの燻製)の簡単な作り方をお伝えします。
※但し、保存はあまりききませんので、完成したら早めに食べてください。
燻製早見表
塩漬けの期間・・・ 2日~3日
塩抜きの時間・・・3時間~5時間
冷乾の時間・・・冷蔵庫で8時間
熱乾の時間・・・火が通りすぎるのでやりません
燻製の時間・・・40度~60度で1時間~2時間
食材
刺身用のサーモン・・・1ブロック
魚の匂いを抑えるのにローリエも準備します。
ソミュール液
【材料】
水・・・500cc
塩・・・75g(15%)
三温糖・・・37.5g(7.5%)
料理酒・・・大さじ3杯
麺つゆ・・・大さじ2杯
だしの素・・・少々
にんにく・・・1かけ
黒胡椒・・・少々
※ソミュール液は塩分濃度10~20%程度がお勧めです。
【ソミュール液の作り方】
1.水を火にかけ沸騰させます。
2.沸騰したら、だしの素、三温糖、塩、麺つゆ、ニンニク、黒胡椒、料理酒を入れます。
3.材料を入れたらそのまま一煮立ちさせます。
4.沸騰したら火を止めてそのまま冷ましてソミュール液の完成です。
使用する器具
使用する燻製材
スモークサーモン(燻製サーモン)の簡単な作り方
1.塩漬け
3.ファスナー付きの食料保存袋のチャック端を少し残す所まで締め、大きな容器に水を溜めてそこにファスナー付きの食料保存袋の下から沈めていきます。最後にチャック端の部分を締め空気抜きを行います。その状態でバットなどに入れ、冷蔵庫で2日~3日前後塩漬けします。[br num=”1″]
2.塩抜き
3.冷蔵庫での乾燥
4.燻製
1.冷蔵庫で1晩乾燥させたらいよいよ燻製の工程に入りますが、時短スモークサーモン作りで最大のポイントは火加減(温度管理)です。実は私も最初の頃は温度が上がりすぎ→煮えすぎで何度も失敗しています。[br num=”1″]
手作り1斗缶燻製器(スモーカー)の作り方はこちら
3.チップを投入してしばらくすると煙が出始めますので、温度管理(40度~60度)に気を付けながら1時間~2時間ほど燻煙します。電気式の卓上コンロを使用すると温度管理が容易にできます。[br num=”1″]
口に入れると、とろけるような食感のおいしいスモークサーモンの完成!
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