こんにちは『燻製&石窯職人のAKIRA』です!
ベーコンやスモークチキン…!
これらは代表的な燻製料理ですが、燻製前の下ごしらえでまな板や包丁は必須のアイテムです。
生肉や生魚を調理した後にまな板をしっかり洗浄や除菌をしておかないと、菌がどんどん繁殖して食中毒などの原因にもなりかねません。
せっかく楽しく燻製作りができても、使用した器具の後始末をきれいにしておかないと家族に迷惑をかけてしまします。
そこで今回は、燻製の下ごしらえで使用したまな板の洗浄と除菌の方法をご紹介します。
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まな板の洗浄と除菌を手抜きするとどうなる?
まな板を用途ごとに使い分けている人は少ないのではないでしょうか?
例えば、加熱調理する肉や魚用と生で使用する食材用などで使い分けているかどうかです。
一般家庭ではそこまで明確に分けて使用している人は少ないと思いますが、実はこれかなり危険なんです。
加熱調理用も生食用も同じまな板を使用して、まな板の洗浄と除菌を手抜きするとどうなるでしょうか?
生の肉や魚の表面には菌が付着していて、洗浄と除菌を怠るとまな板に残った汚れをエサに急激に菌が増殖します。
するとその菌が次の食材に付着して食中毒やカビの原因になるのです。
つまり、まな板の洗浄と除菌を手抜きすると、まな板にカビや雑菌が繁殖して食中毒などの原因にもなるわけです。
特に生食用と加熱調理用を使い分けないまな板の場合は、洗浄や除菌をこまめに行い菌やカビの発生を防ぎましょう!
木製やプラスチック製のまな板で雑菌の繁殖に違いはあるのか?
昔は銀杏の木などで作った木製のまな板が主流でしたが、今は木製のほかにもプラスチック製のまな板など多くの種類が使われています。
では、木製やプラスチック製のまな板にはどんな特徴があるでしょうか?
木製のまな板は特に和食のプロが使っているイメージがありますよね。
重厚感や木のぬくもりがあり柔らかいイメージもありますが、一般的にプラスチック製のまな板に比べてカビが生えやすいようです。
では、プラスチックのまな板はカビや雑菌が繁殖しないかというとそうではありません。
プラスチック製のまな板は、水洗いしただけできれいになったように見えますが、実は包丁で傷ついた所に残った食材に雑菌が繁殖しやすいのです。
結論は、木製やプラスチック製のまな板で菌の繁殖に違いはあるが、使うたびにきれいに洗浄や除菌をしないとカビや雑菌が繁殖することには変わりありません。
まな板の洗浄と除菌の方法
まな板の洗浄と除菌をする際に気を付けたいのは、まず洗浄用のスポンジが清潔かどうかです。
洗浄するためのスポンジがいつもジメジメ湿っていて汚れが付着した状態だとせっかく洗ってもかえって雑菌を付着させることになります。
洗浄用のスポンジもはきれいに洗い、固く絞って食器乾燥機で乾燥させましょう。
食器乾燥機に入れるのが嫌な場合は風通しの良い所に干して乾燥させます。
それではまな板の洗浄と除菌の方法をご紹介します。
準備する物
●使用後のまな板
●酸素系漂白剤
●スプレー容器
●水
●フキン
除菌の手順
1.まずは使用したまな板やを台所用洗剤できれいに洗います。
2.まな板に熱いお湯をかけます。
※プラスチック製の場合耐熱性かどうかを確認して行ってください。
※まな板から垂れてくる熱湯は非常に危険なので、やけどしないように注意してください。
3.清潔なキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
4.まな板と包丁に酸素系漂白剤水をたっぷりスプレーします。
5.清潔なふきんでまな板を包み、さらにその上から酸素系漂白剤水をスプレーしラップで包みます。(包丁も同様に行いました。)
6.この状態で1時間ほど放置し、その後流水できれいに洗い流します。
まとめ
酸素系漂白剤は塩素系の漂白剤よりも漂白力や除菌力は若干落ちるかもしれませんが、塩素ガスの発生などが無く安全に使えますし、大抵の汚れは充分落ちます。
私個人的な事を言いますと、酸素系漂白剤の大ファンで衣類にも使えますし、食器類や家の掃除などにもオールマイティーに使えますので大変重宝しています。
ただ、優しい漂白剤とはいえ手荒れはしますので直接手で触ることは避けてください。
趣味の燻製を楽しんだあとはまな板の洗浄と除菌を行いましょう!
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