自作石窯で焼いた食パンは外はカリッと中はふんわりして最高だった!

食パン

こんにちは『燻製&石窯職人のAKIRA』です!

このところのパンブームで、家でもホームベーカリーなどでパンを焼いて楽しむ人も多くなってきました!

パン作りの中でも基礎ともいえる食パン。

基礎とは言っても簡単にでいるということではありませんね。

作り方によっては膨らまずにカチカチになったり、変な味がしたり・・・

食パンは主食になるパンなので、色んな食材と相性がいいのも特徴ですよね!

今回は、自作の石窯で食パンを焼きましたが、自作の石窯で焼いた食パンは外はカリッと中はふんわりして最高だったので、レシピも紹介したいと思います。

目次

なぜ食パンを石窯で焼く価値があるのか?

石窯

石窯で焼いた食パンを食べたことがある人はご存知でしょうが、何といっても石窯で焼いた 食パンはおいしいんです!

ではなぜ石窯で焼いた 食パンはおいしいのでしょうか..!?

石窯に使われる石は、熱せられると遠赤外線を放ちます。

薪などで石窯を熱すると短時間で高温になり、パンの表面をパリっと焼き上げることで水分が逃げにくい特徴があります。

この遠赤外線効果で、外はパリっと中はふんわり焼き上げてくれるので石窯で焼く食パンはおいしいのです!

石窯で焼く食パンの作り方

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ここまでは、石窯で焼くパンのおいしさをお伝えしてきましたが、そうはいっても石窯で食パンを焼くというのはあまり馴染みがないかもしれません。

僕自身、食パンが焼き上がるまではどんなパンができるんだろうと半信半疑でした。

でも出来上がった食パンは『外はパリッと、中はふんわりして最高』でした。

食パンの場合、型に入れて焼くので、遠赤外線効果などはあまり関係ないのかなと思っていましたが、やっぱり違いますね!

石窯で焼くと食パンもめちゃくちゃおいしく焼けるのが分かりました。

それでは早速『石窯で焼く食パンのレシピ』をご紹介します。

石窯食パンの材料

1斤分・()内はベーカーズパセント

【材料①】

・強力粉 100g(40%)

・はちみつ 12g(4.8%)

・きび砂糖 8g(3.2%)

・イースト 5g(2%)

・水35℃ 170g(68%)

【材料②】

・強力粉 100g(40%)

・薄力粉 50g(20%)

・塩 5g(2%)

【材料③】

・無塩バター 12g(4.8%)

工程1 ドライイーストを活性化させる

①【材料①】をボウルに入れ粉気がなくなるまで捏ねる。

②粉気がなくなったら、ボウルにラップをかけ10分ほどねかせる。(イーストが活性化します)

工程2 捏ねと1次醗酵 ・窯への火入れ

①10分ほどねかせたら、【材料②】を入れて10分ほど捏ね、生地の端を持ち捏ね台にやさしく叩きつける。

②10分ほど捏ねて、生地がまとまってきたら無塩バターを入れて更に捏ね、捏ね台にやさしく叩きつける。

③表面がツルっとしてきたら、生地の端を持ち薄く広げてグルテン膜のチェックをする。

※生地薄く延ばしても破れずに向こう側が透けて見えるくらいに膜ができればOKです。

④グルテン膜が充分できたら表面が張るように丸めてボウルへ戻しラップをかけて35度前後で40~50分1次醗酵させる。

この辺りで石窯に薪を入れ火をおこし、窯の温度を上げていきます。

工程3 2次醗酵と成型

食パン成型

①1次醗酵を始めて40~50分経過したら、人差し指に強力粉を多めに付けてラップを外して生地の真ん中に挿し、指を抜いても穴がふさがらなければ1次醗酵が完了している目安です。

②1次醗酵が完了したら、ボウルごと秤に乗せ計量します。

③生地とボウルのふちに強力粉で打ち粉をし、スケッパーと粉を一緒に差し込みように入れボウルからはがし、捏ね台にも軽く打ち粉をして生地を出し、空になったボウルを計量し生地の重さを計算します。

④生地を2等分し、外から内へ折込むように表面を張らせ丸めます。

⑤生地の表面が張って丸め終わったら下になる綴じ目をとじます。

⑥この状態で濡れ布巾をかけ15分ほどベンチタイムを取ります。

⑦ベンチタイムの間に常温に戻した無塩バターを型に塗ります。

⑧ベンチタイムが終了したら生地を麺棒などでだ円形に伸ばし、長い方の側面を折り反対側も同様に折って、折った生地同士が重なるようにします。

⑨生地を端から巻くように丸めて最後の部分を綴じて型に入れます。もうひとつの生地も同様にします。

⑩型ごと濡れ布巾をかけ、生地が型から1センチほどはみ出すくらいまで2次醗酵させる(35度前後で30~40分。

工程4 焼成

食パンを焼く

①窯の温度を200~250℃まで上げておきましょう。

※石窯の内部が白くなるまで温度を上げ(350~400℃)、熾火を掻き出して200~250℃になるまで待つのがベスト!

②窯の温度を確認して食パンの型ごと石窯の中へ入れ10~20分ほど焼きます。

※焼け具合を確認しながらまんべんなく焼き色がつくように少しづつ型を移動しながら焼きましょう。

③いい焼き色になったら窯から出して網を敷いたバットなどに食パンを出し粗熱を取り完成です。

石窯の温度が高すぎるとあっという間に真っ黒焦げになってしまいますので温度管理は重要なポイントです。

そのためにも1時間ほど前に火をおこし、石窯の内部が白く(400℃くらいの高温)なるまで加熱して、薪を加えるのをやめ窯内部の温度を下げていきます。

窯内部の温度が250度くらいまで下がってきたら、熾火を掻き出し食パンの生地を窯に入れます。

まとめ

今回は、自作の石窯で焼いた食パンは外はカリッと中はふんわりして最高だったので、レシピも紹介しました!

石窯でおいしい食パンを作るのは、石窯の温度がポイントです。

石窯は遠赤外線効果により、食パンが高温で焼けるので表面がパリッとなり水分が蒸発しにくいのが特徴です。

この効果により食パンをおいしく焼くことができます。

石窯で食パンを焼くには慣れも必要ですが、どんな感じに焼けるのかを理解すると短い時間できれいに焼き上がり、表面はパリっと中はふんわりとした食パンが楽しめます。

石窯で焼く食パンを是非楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

日々の暮らしを楽しくするために、好きなことをトコトン追求し続ける『燻製&石窯職人のAKIRA』です。
このブログでは、燻製をおいしく作る簡単レシピや石窯を使ったピザやパン焼きなど日常生活を楽しく過ごすための情報、そして観光スポットやパワースポットの紹介など、楽しい情報もお伝えしていきます。

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