秋の北陸・金沢をレンタカーで周る2泊3日の旅もいよいよ3日目の最終日になりました。
本日のプラン
金沢城公園 ⇒ 兼六園 ⇒ 石川県立伝統産業工芸館 ⇒ 金沢神社 ⇒ 21世紀美術館 ⇒ 近江町市場 ⇒ 尾山神社 ⇒ 小松空港です!
今日は小松空港を15時50分発の飛行機で帰路につきます。
飛行機の時刻を考えると14時30分頃までにはレンタカーを返却したいので、早目に朝食を済ませて、ホテルを出ます。
今回お世話になったABホテル金沢は、6時半から朝食が食べれます。
飛行機の出発時間ギリギリまで楽しみたいので、朝一番で朝食をとり7時半には出発しました。
金沢城公園近くのコインパーキングに着いたのが、7時40分頃で、そこから歩いて金沢城公園に向かいました。
それでは秋の北陸・金沢をレンタカーで周る2泊3日の3日目をどうぞ!
金沢城公園
金沢城公園近くのコインパーキング5分ほどで着きましたが、なんと時間が早すぎてまだ開園前でした。
仕方ないので、金沢城公園の周辺を散策し紅葉を楽しむことにしました。
まるでモミジのじゅうたんを敷き詰めたような状態でした!
次に向かったのは、昨日の夜も行った兼六園です。
兼六園
ライトアップされた夜の兼六園とはまた違った雰囲気で、やはり日本三名園だけあってすごく落ちついた雰囲気で、癒されます。
昨夜大行列だった徽軫灯籠(ことじとうろう)も、明るい時に見ると落ち着いた雰囲気です。
成巽閣
兼六園内にある成巽閣(せいそんかく)の前では、結婚式を挙げられる若いカップルが写真撮影をされていました。
このまま『石川県立伝統産業工芸館』に入ります。
石川県立伝統産業工芸館
ここに入って改めて感じたのですが、石川県には伝統工芸品がとても多いです。
加賀友禅
加賀友禅の特徴は「加賀五彩」といわれる臙脂(えんじ)、藍、黄土、草、古代紫などの色を基調にして描かれる花や植物、風景など自然をモチーフにした写実的なデザインにあり、武家風の落ち着いた気品があると言われています。(石川県立伝統産業工芸館の案内板より抜粋)
山中漆器
山中漆器の特徴は、轆轤(ろくろ)を使った挽物技術にあります。木地の肌に極細の筋を入れる加飾挽きは、山中漆器が最も得意とするものです。また、豪華な高蒔絵を施した茶道具、特に棗(なつめ)の制作には定評があります。(石川県立伝統産業工芸館の案内板より抜粋)
]金沢漆器・九谷焼・輪島塗・金沢箔・加賀水引細工・加賀提灯・金沢仏壇・能登花火・加賀毛針・加賀竿
他にも沢山の展示がしてありましたが、一部をご紹介しました。
再度兼六園に戻って・・・
瓢池(ひさごいけ)
看板には、昔この辺りを蓮池庭といい兼六園発祥の地である。
池は瓢箪型(ひょうたんがた)をしているので後に瓢池(ひさごいけ)と名付けられた。
前方に翠滝は安永3年(1774年)に作られたものである。
と記されています。
ここが兼六園発祥の地なんですね!
次に向かったのは、兼六園内にある金沢神社です。
金沢神社
金沢神社は、加賀百万石第十一代藩主「治脩公」が寛政6年(1794年)に藩の学校明倫堂、経武館の鎮守として菅公の御舎利を祀つる天満宮を創建されたのが始まりで、現在次の神々を祀ってある。
『御祭神』
菅原道真公(学問の神・前田家の遠祖)
白蛇竜神(災難除けの神)
白阿紫稲荷大明神(家業繁栄の神)
琴平大神(交通安全の神)
前田斉広公(第十二代藩主)
前田斉泰公(第十三代藩主)
と記されています。
もちろん、参拝させていただき、御朱印もいただきました。
紅葉時期の兼六園は、雪つりの風景も見る事ができて、すごく得した気分になります。
金沢21世紀美術館
事前に下調べをし、スイミング・プールで写真を撮ろうと思い館内に入ると、どうも人が少ないなと思った次の瞬間、嫌な予感が・・・
予感は的中で、本日は休館日のため屋外の展示物しかご覧いただけません。との看板がありました。
後々確信してみたら、毎週月曜日は休館日になっており、今日はまさに月曜日でした。
仕方がないので一通り館内を回って少しだけ散策をしました。
休館日ですごく残念ではありましたが、外にも色々おもしろい展示がしてありました。
そうこうしている内に、ちょうどお昼時に近づいてきましたので車に乗って近江町市場へ向かいます。
近江町市場
近江町市場近くの駐車場に止めようと入ったら、そこから渋滞が始まり、入れたのは20分後くらいでした。
今日は月曜日なのに何という多さだろう、これが週末だったら数時間待っていなければならなかったかもと思いつつ、車を停めてエレベーターで近江町市場へ向かいます。
すごい人だかりです。年末には身動きが取れないほどの人だかりになるんだろうなと思いつつ、まずは近江町市場を一周りする事に。
近江町市場に来たら、定番の海鮮丼と思っていましたが、どこも長打の列で待ち時間が半端ない。
んー、2日間夜は海鮮を食べてるのでここは違うものを食べようと思って歩いていると、「近江町市場 金沢おでん いっぷくや」というおでん屋さんがあり、僅かではあるものの席が空いていたのでここで食べる事にしました。
お腹も膨らんだので、散策を続けます。
すると、「金沢 近江町コロッケ」の看板があり、ここにも行列が!
しかし、ここの行列は動きが早くそんなに待ち時間は無いようです。
んー、今おでんを食べてお腹いっぱいになったけど・・・並んでみよう。
という事で「金沢かれいぱん」「甘エビコロッケ」「肉コロッケ」をチョイス!
また太る~と思いながら一口、『うまい~』ペッロっと食べてしいました。
近江町市場も一通り散策しましたが、空港に向かうにはまだ少し時間が早いという事で、歩いて行ける尾山神社(おやまじんじゃ)に行く事にしました。
尾山神社
尾山神社の神門は洋風建築を思わせる雰囲気で、境内には馬に乗った前田利家公の像が建てられています。
ここ尾山神社には前田利家公と利家公のいとこであるおまつの方を祀ってあるそうです。
小松空港から帰路へ
今回の「秋の北陸・金沢をレンタカーで周る2泊3日の旅」もいよいよ終わりに近づき、これからレンタカーを返して、小松空港に向かいます。
小松空港へ向かう道中で突然、物凄い爆音が鳴り響き、何事かとおもって辺りを見渡すと戦闘機らしき飛行機が超高速で飛んでいきました。その後も何機も飛び立つ様子が。
後で、レンタカー会社の送迎のおじさんに話しを聞くと、「ここは自衛隊の小松基地があって、民間の飛行機が飛ばない時間帯に訓練で飛んでますよ。」と慣れた様子で教えてもらいました。
ほぼ毎日の事で慣れていらっしゃるようですが、毎日あの爆音は正直きついだろうなと思いましたが、日本海側では唯一戦闘機部隊が所在する基地だそうで、日本の空を守ってくれている部隊なんだなと思いながら小松空港へ到着しました。
そして15時50分、小松空港を後にしました。
まとめ
今回の『秋の北陸・金沢をレンタカーで周る2泊3日の旅』の見どころベスト6を自分なりに考えました!
第1位 兼六園・金沢城公園
今回はタイミングよく『金沢城・兼六園 四季物語 秋の段のライトアップ』の最中で、昼と夜の兼六園の美しさと、更に紅葉と雪つりの風景も見る事ができたので、最高の時期でした。
第2位 輪島の朝市
輪島朝市は1000年以上の歴史があるとされていて、神社の祭礼日などに生産物などを持ち寄って、物々交換しあっていたのが始まりとされているそうです。
輪島朝市には名物おばちゃんが沢山おられ、どのおばちゃんもすごく気さくな人ばかりでした。
第3位 東尋坊
まさにサスペンス劇場!
東尋坊の断崖絶壁は新生代新第三期中新世の火山活動(今から約1200~1300万年前)でマグマが堆積岩層中に貫入し、冷え固まってできた火山岩でできているそうです。マグマが冷え固まる時にできた柱状節理がよく発達していて、節理の横断面を観察すると六角形のものが多くみられるそうです。
第4位 那谷寺
那谷寺の山門をくぐると、そこは別の世界のようです。
杉の大木や青々とした苔が石灯篭にまで根付き、静寂の中に厳粛さが漂う参道です。
杉並木は、寛永年間に加賀藩三代藩主前田利常公が植樹したものだそうです。
第5位 ひがし茶屋街
金沢観光の定番ひがし茶屋街は、金沢に3か所残っている茶屋街の一つで、昔ながらの街並みで石畳で造られた道の両側には情緒あふれる紅殻格子のお茶屋が並んでいます。夜は時より三味線の音が聞こえてきます。
小京都と言うだけあって、茶屋街のあちこちで着物を着た女性が多く、人力車が走っている様子は、ひがし茶屋街の街並みに溶け込んでいます。
第6位 近江町市場
今日は月曜日だというのにすごい人だかりです。年末には身動きが取れないほどの人だかりになるんだろうなと思いつつ、まずは一周りする事に。
近江町市場に来たら、定番の海鮮丼と思っていましたが、どこも長打の列で待ち時間が半端ない。
散策していると「金沢 近江町コロッケ」の看板があり、ここにも行列が!
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